060524_01 アルプス

060524_01
　

日付		メーカー名	製品分類	分類	用途
5月24日	060524_01	アルプス	ユニット	その他	移動体通信機器用

同じ筐体でそれぞれ異なる焦点機能を持つ携帯電話用2メガピクセルカメラモジュール3種類

　アルプス電気は２３日、同じ筐体サイズで、固定焦点、マクロ機能付き、オートフォーカス、それぞれを実現した携帯電話用２メガピクセルカメラモジュール「ＦＰ８５シリーズ」３種を開発し、６月上旬からサンプル出荷を開始すると発表した。小型かつ同一の筐体サイズで、３種類の焦点機能の選択が可能なため、携帯電話の機種バラエティ拡充に貢献する。今年１２月にはトータル月産３００万個の量産を予定。

　外形寸法は、ともに幅8.5×奥行き8.5×高さ6.1ミリメートル。従来の携帯電話用カメラモジュールは、機能によって筐体サイズが異なり、マクロ機能やオートフォーカスの実現にはアクチュエータなどの付加が必要で、モジュールの大型化が必要だった。新製品は、同社独自の精密加工技術、精密パッケージング技術を用いて、小型で同じ筐体サイズで３種類の焦点機能選択を可能とした。

　カメラモジュール用レンズは、同社独自の光学設計技術を駆使し、薄型で小型の高精度非球面プラスチックレンズを開発、美しい画像撮影と高画素化に対応する。

　アクチュエータは、マクロ機能では磁気シミュレーション技術を応用したボイスコイル方式、オートフォーカス機能では応力シミュレーション技術を応用したピエゾ方式を使用し、焦点機能を最大限に引き出す。

　イメージセンサー解像度は、１６００×１２００（ＵＸＧＡ）。イメージフォーマットは、４分の１インチ。ソケット接続方式。