電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
6月2日 060602_03 フェアチャイルド 半導体集積回路 汎用リニアIC デジタル情報家電用

高性能アンプ向け独自のBCP6T技術を使用した広帯域幅のオペアンプ2ファミリ


 フェアチャイルド・セミコンダクタ・ジャパン(グレッグ・ヘルトン社長)は、独自の「BCP6T」技術を使用した広帯域幅のオペアンプ「FHP3x50」「FHP3x30」の2つの製品ファミリ(全5品種)を開発、高性能アンプ市場に参入する。

  新製品は、SOI(シリコン・オン・インシュレータ)技術と、DTI(ディーブ・トレンチ・アイソレーション)技術を使った超低キャパシタの相補型バイポーラ・プロセスを使った独自の「BCP6T」技術により開発された。

  帯域幅は、FHP3x50が210メガヘルツ、FHP3x30が50メガヘルツ。

  FHP3x50ファミリは、HD(高品位)ビデオの要件を上回り、1100ボルト/マイクロ秒のスルー・レートによって、最適なパルス・レスポンスを実現している。

  また、0.07%/0.03度の差動利得/位相エラーによりビデオ品質を高める。3.6ミリアンペアの供給電流で動作し、トリプルチャンネル・デバイスは、消費電力の増加を防ぐディセーブル機能を備えている。 

  FHP3x30は、110ボルト/マイクロ秒のスルー・レート、0.008/0.01度の差動利得/位相により、SD(標準品位)ビデオ設計における性能向上と、消費電力を削減する。

  アプリケーションの対象はSTB、デジタルTV、オーディオ・ビデオ・アンプなど、幅広いHD、SDビデオ機器。

  FHPシリーズは、IPC/JEDEC(米国共同電子機器技術委員会)J-STD-020C規格以上の要件を満たし、欧州連合の規格にも適合する鉛フリー・パッケージで提供。

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