電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
11月2日061102_02 ディジインターナショナル ユニット その他 一般産業用

産業機器を中心にした無線LAN やZigBeeを実現するデバイス、モジュール



 米ディジインターナショナルの日本法人(東京都渋谷区、根津嘉明代表)は、産業機器を中心とした組込みシステム向けのワイヤレスネットワークソリューションの提案を強化している。組込み機器で無線LANだけでなく、ZigBeeを実現するデバイス、モジュールを低価格な開発ツールとともに展開する。

  同社は、組込み機器でネットワーク機能を実現するデバイス/モジュール製品を開発、販売しており、有線のイーサネットワーク対応製品で多くの実績を持つ。「ネットシリコン」ブランドで、ARM9ベースの高性能ネットワークプロセッサなどを展開するほか、「ラビット」ブランドで8ビットクラスの低コストなデバイス/モジュールソリューションをラインアップしている。

  同社は、8月にZigBee対応モジュールやボックス製品メーカー「マックスストリーム社」を買収。9月には「ラビット」のモジュールと「マックスストリーム」のZigBeeモジュール、搭載用ソフトを統合した「ZigBeeアプリケーション開発キット」を発売した。

  「産業機器分野でも無線ネットワークへの関心が高まってきた」(同社)。マックスストリーム社の買収で、従来の無線LANに加えZigBeeやIEEE802.15.4ベースのワイヤレスソリューションを提供する体制が整った。

  同社では「無線ネットワークへの関心は高まっているが、本格的に導入が始まるのは1−2年後。06−07年は、ワイヤレス対応機器の開発を促進し、セキュリティ面でも優れた当社のワイヤレスソリューションの認知度を上げる」とし、開発キット価格を割安に設定していく。「ラビット」のモジュール用、「ZigBee」のモジュール用であれば、それぞれ1万円台程度に設定する。

  同社では、今後1年間の販売目標として「ラビット」ブランドの開発キットを中心に、1500台の販売を掲げている。

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