061228_05
ワイヤレスハンドヘルドアプリケーションをターゲットにしたARM搭載32ビットマイクロコントローラファミリー
新製品は、ＡＲＭ９２６ＥＪ−Ｓプロセッサをベースとした、超低消費電力で処理時間予測確定可能なマイクロコントローラ。ワイヤレスＰＯＳ機器など、低消費電力で高スループットのワイヤレスハンドヘルドアプリケーションをターゲットとしている。 スタンバイモードで、わずか２.５マイクロＡしか消費せず、５００メガヘルツ動作時に流れる電流は４００マイクロＡで、産業用温度範囲ですべての周辺機器をオンにし、２００ＭＩＰＳで動作した場合の電流消費は、わずか６５ｍＡとなっている。 このマイクロコントローラは、１６キロバイトのデータキャッシュや、１６キロバイトの命令/書き込みバッファキャッシュ、１６０キロバイトの２００メガヘルツのシングルサイクルアクセスが可能なＳＲＡＭ、ＵＳＢデバイス専用の２キロバイトのＤＰＲＡＭなどを備えている。 また、ＬＣＤコントローラ、フルスピードＵＳＢホストコントローラを内蔵している。 さらに、ＡＲＭの割り込み制御方式は、リアルタイムシステムには不十分なため、この方式を拡張し、８段階の優先度に対応する、個別にマスク可能なベクタ割り込みコントローラを追加することにより、最大３２の内部/外部割り込みソースに対応させ、割り込み時間の応答時間を最小限に抑えている。 ２１７ボールＬＦＢＧＡ ＲｏＨＳ対応パッケージで提供される。 |
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