070131_05 沖電気工業

070131_05
　

日付		メーカー名	製品分類	分類	用途
1月31日	070131_05	沖電気工業	半導体集積回路	汎用リニアIC	一般民生用

約50%の省スペースを実現したOTPメモリー内蔵でユーザーが自由にデータを書き込める音声合成LSI　3品種

　沖電気工業（ＯＫＩ）は、ＯＴＰメモリーを内蔵することにより、お客が専用ツールを使ってデータを書き込める音声合成ＬＳＩ「ＭＬ２２Ｐ８０Ｘシリーズ」＝写真＝３品種を開発、３０日からサンプル出荷を開始した。サンプル価格は５５０円から。量産出荷は３月。販売目標はシリーズ全体で月１００万個。

　新製品は、ＯＴＰメモリー回路、アナログ回路、音声合成回路をワンチップに搭載している。これにより、それぞれの組み合わせ相性に起因する音質低下などのトラブルの原因を解消するとともに、従来の同等製品に比べ、約半分の省スペースを実現している。

　このシリーズには、２、４、８メガビットのＯＴＰメモリーを内蔵したＭＬ２２Ｐ８０２、同８０４、８０８があり、無駄のない最適なメモリーサイズのデバイスを選択できる。

　この製品は、昨年リリースしたＰ２ＲＯＭ内蔵ＭＬ２２８０Ｘシリーズと完全互換品となっている。パッケージは、３０ピンＳＳＯＰ（７.６×９.７ミリメートル）で供給される。

　書き込みツールは、アレックス（東京都江東区、土谷三郎代表取締役）が提供する専用書き込みツールを使って、同時に５個まで音声データの書き込みが行える。このため、少量多品種の商品への搭載や急なサンプル需要への対応などが可能となる。