070215_04 アナログ・デバイセズ

070215_04
　

日付		メーカー名	製品分類	分類	用途
2月15日	070215_04	アナログ・デバイセズ	半導体集積回路	汎用リニアIC	一般産業用

医療用携帯型超音波診断装置に最適なモノリシック・ドップラ位相シフター

　米アナログ・デバイセズ（ＡＤＩ）はこのほど、医療用携帯型超音波診断装置に最適なモノリシック・ドップラ位相シフター「ＡＤ８３３９」のサンプル出荷を開始した。量産出荷は６月の予定。価格は１１・９５ドル（１千個受注時の米国における参考単価）。

　ＡＤ８３３９は、位相シフターを備えたクワッド・プログラマブルＩ＆Ｑデモジュレータ（復調器）で、連続波ドップラ超音波診断装置のような、超音波ビーム形成アプリケーションとして、フェーズド・アレイ・ビーム形成に、通常用いられる大きなクロスポイント・スイッチ・マトリックスと、アナログ遅延線方式を置き換えるデバイスである。この置き換えにより、競合デバイスに比べ、基板面積を７５％削減できる。

　また、１チャンネル当たりの消費電力も、わずか７３ｍＷと、競合デバイスに比べ３０％抑えているため、携帯型バッテリ駆動機器で、ＣＷドップラ機能を提供できるようになる。

　パッケージは、４０ピンＬＦＣＳＰ（リード・フレーム・チップ・スケール・パッケージ）で供給される。