広視野角と高速応答が両立できるOCB液晶に直射日光下でも見やすい半透過技術を組み合わせた4.3型半透過OCB液晶ディスプレイ

　東芝松下ディスプレイテクノロジーは、広視野角と高速応答が両立できるＯＣＢ（Ｏｐｔｉｃａｌｌｙ　Ｃｏｍｐｅｎｓａｔｅｄ　Ｂｅｎｄ）液晶に、業界で初めて直射日光下でも見やすい半透過技術を組み合わせた４.３型「半透過ＯＣＢ液晶ディスプレイ」を開発した。

　新しい半透過光学設計技術と駆動方式により、電極構成の異なる透過部と反射部で性能の最適化を可能にし、ＯＣＢモードの特性を維持しつつモバイル・ユースとして透過・反射のいずれも高い視認性と動画特性を実現した。

　開発品は、透過モードで従来ＯＣＢ液晶と同等の特性を持ち、反射モードで広視野角と超高速応答（２.４ミリ秒）を達成。直射日光下でも高い視認性と、低温でも良好な動画性能が得られるため、アウトドアでの映像・動画鑑賞などに最適。

　画面サイズ対角１０.９センチ、画素数４８０（横）×ＲＧＢ×２７２（縦）、輝度４００カンデラ／平方メートル、表示色１６７８万色。