単位面積当たりの出力性能を高めた分散化電源方式に対応した絶縁型DC-DCコンバータ１０A出力SIPタイプと２５A出力のSMDタイプの２機種

　ＦＤＫは分散化電源方式に対応した非絶縁型ＤＣ―ＤＣコンバータ「Ｓｅｎｐａｉシリーズ」に１０Ａ出力のＳＩＰタイプと、２５Ａ出力のＳＭＤタイプの２機種を商品化し、サンプル出荷を開始した。

　新製品は単位面積当たりの出力性能を高めたもの。「ＦＰＭＲ１２ＴＲ７５１０」は同じ入力電圧（６―１４Ｖ）の標準タイプの製品と比べ、６７％増となる１０Ａの出力を実現した。サイズは２２.９×１０.２×４.９５ミリメートル。これにより、電力密度は７８０Ｗ／立方インチと大電流の出力を可能にしている。

　「ＦＰＬＲ０５ＳＲ７５２５」は同じ入力電圧（３―５.５Ｖ）の従来製品に比べ、２５％増となる２５Ａの出力を実現した。サイズは３３×１３.４×８.３ミリメートル。

　いずれも業界標準のＰＯＬコンバータと同じ端子配列を採用し、リモートオン・オフ、低電圧ロックアウト、過電流保護、過熱保護などの保護機能に加え、ＥＮ６０９５０に対応する。