高密度実装が必要な携帯機器向け超小型パッケージに対応したCMOSプロセス利用の低消費LDO(ロー・ドロップ・アウト）レギュレータ

　トレックス・セミコンダクター（藤坂知之社長）は、超小型パッケージに対応した低消費ＬＤＯ（ロー・ドロップ・アウト）レギュレータ「ＸＣ６２１８」シリーズを開発、販売開始した。

　サンプル価格は、５０円から。

　新製品は、ＣＭＯＳプロセスを利用した低消費電流（１.０マイクロＡ／ＴＹＰ）の超小型電圧レギュレータＩＣ。

　また、２００ｍＶ＠ＩＯＵＴ＝１００ｍＡの低オン抵抗を実現している。

　パッケージは、超小型のＵＳＰ―３やＳＳＯＴ―２４に対応しているため、高密度実装が必要な携帯機器に最適。

　出力電圧は、レーザートリミングにより内部で０.９Ｖ―４.０Ｖまで０.１Ｖステップで設定可能。出力安定化コンデンサ（ＣＬ）に、セラミックコンデンサなどの低ＥＳＲのコンデンサにも対応する。

　電流制限（フの字）回路は、出力端子の保護として動作する。