デジタルカメラやカメラ付き携帯電話のフラッシュ光源としてキセノンに代わるフラッシュLED

　【ソウル支局】韓国のソウル・セミコンダクターはこのほど、デジタルカメラや５００万画素クラスのカメラ付き携帯電話のフラッシュ光源として一般的に使用されているキセノン（Ｘｅ）ライトの代替として、フラッシュＬＥＤの出荷を開始したと発表した。

　フラッシュＬＥＤ「ＦＣＷ２１１Ｚ」は、高輝度、小型、長寿命を特徴とする。２Ａの電流で動作し、最大光度１００カンデラと現行のフラッシュ用ＬＥＤに比べ２倍以上の輝度を実現。製品の光エネルギーは２６.４９ｌｕｘ―ｓｅｃｓで、大容量Ｘｅランプのそれと同じレベルという。

　サイズは、Ｘｅランプが１０.１×４.６×３.５ミリであるのに対し、フラッシュＬＥＤは３.５×３.０×０.７５ミリ。薄型化、小型化がますます進む携帯電話、デジタルカメラ、デジタル・ビデオカメラなどに最適だ、とソウル・セミコンは自信を見せる。

　寿命はＸｅランプの２倍以上。同製品は、既にデジタル・スチルカメラの大手メーカーに採用されている。