電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
9月6日070906_02 テキサス・インスツルメンツ 半導体集積回路 マイコン・DSP デジタル情報家電用

デジタルAV機器向け開発プラットフォーム「DaVinci」の新製品としてARMホスト・コントローラを備えたデジタル・ビデオ・プロセッサ


 日本TI(山崎俊行社長)は5日、デジタルAV機器向け開発プラットフォーム「DaVinci」(ダヴィンチ)の新製品としてARMホスト・コントローラを備えたデジタル・ビデオ・プロセッサ「TMS320DM355」と専用開発ツールを発表した。

  10ドルを切る低価格で、HDビデオ処理機能の提供、低消費電力処理により従来のHD製品のバッテリ寿命を大幅に延長できる、などHD映像処理に最適化した専用プロセッサ(2品種)。サンプル出荷中で、量産出荷は08年第1四半期を予定。単価は動作速度216メガヘルツ版製品が9ドル75セント、270メガヘルツ版製品が11ドル49セント。

  チップ上には、ビデオ・プロセッシング・サブシステム、MPEG4−JPEGコプロセッサ、ARM 926EJ−Sコア、各種ペリフェラルを集積している。

  MPEG4−JPEGコプロセッサは、DSP処理パフォーマンスに置き換えると約400メガヘルツに相当する高い処理性能でHDビデオ処理を実現する。

  MPEG4−JPEGコプロセッサとビデオ・プロセッシング・サブシステムを組み合わせると、最大で640メガヘルツのDSP処理能力に相当する性能を持ち、加えて機器の差別化のために最大270メガヘルツのARM処理能力を提供。

  評価モジュール「DVEVM」、各種ツール、ソフトウエア・リソースの活用でメーカーの開発期間を数カ月単位で短縮できる。

  また、この日、イーソルがμITRONベースのDaVinci・DM355プロセッサ向けソフトウエアプラットフォームを発表している。


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