45ナノプロセス採用のCPUにも対応したファン回転数フィードバック方式オートファンコントローラ4製品

　米ＳＭＳＣ（日本法人＝ＳＭＳＣ　Ｊａｐａｎ）は、４５ナノプロセス採用ＣＰＵにも対応したファン回転数フィードバック方式オートファンコントローラ４製品を発表した。４製品はＲＰＭクローズドループ機能により冷却ファンの回転数を読み取り、設定されたファン回転数を自動的に保持する。

　 新製品が搭載する温度センサーは「ＡｕｔｏＢｅｔａＣｏｍｐｅｎｓａｔｉｏｎ機能」（ＡＢＣ機能）、「ＲｅｓｉｓｔａｎｃｅＥｒｒｏｒＣｏｒｒｅｃｔｉｏｎ機能」（ＲＥＣ機能）によりプラスマイナス１度Ｃの誤差を実現する。ＡＢＣ機能は、接続するサーマルセンサーがインテルＣＰＵの場合、温度測定精度に影響を与えるサーマルセンストランジスタの電流増幅率（β値）を自動補正する。

　 新製品の型番は「ＥＭＣ２１０３」「同０４」「同０５」「同０６」。

　 同０３は温度センサー数内蔵１個外付け３個、ファン駆動としてＰＷＭ１本に対応。パッケージは１２ピンと１６ピンＱＦＮがある。

　 同０６は、温度センサー数内蔵１個、外付け４個、ファン駆動としてダイレクトリニアファンドライブ１本、ＰＷＭ１本に対応する。パッケージは、２６ピンＱＦＮを採用する。