次世代コーデックのMPEG-4AVC/H/264を搭載した新世代ホームAV用で小型・低消費電力を実現したUniPhier（ユニフィエ）システムLSI

　松下電器は、次世代コーデックのＭＰＥＧ−４ＡＶＣ/Ｈ/２６４を搭載した新世代ホームＡＶ用ＵｎｉＰｈｉｅｒ（ユニフィエ）システムＬＳＩ「ＰＨ１−Ｐｒｏ�U」を、今月中旬から外販する。

　 最先端微細プロセスの４５ナノメートルを採用し、１チップに２億５千万トランジスタを集積した小型、低消費電力のシステムＬＳＩで、デジタルテレビ、ＤＶＤレコーダ、次世代レコーダなどのホームＡＶ機器向けに供給していく。

　 ４５ナノメートルプロセス採用の新世代ユニフィエは、同社が１１月に発売するＨＤＤ搭載ハイビジョンブルーレイディスクレコーダ、ＨＤＤ搭載ハイビジョンＤＶＤレコーダに既に用いている。対内採用実績をベースに外販を開始することにした。

　 新世代ユニフィエシステムＬＳＩは、ＭＰＥＧ−４ＡＶＣ/Ｈ/２６４を搭載することで、これまでの動画像コーデックのＭＰＥＧ−２と比べ２−３倍の効率で画像圧縮処理が行え、同一メディアへの記録可能時間を従来ＨＥモード録画時比較で４倍に伸ばすことができる。フルハイビジョン画像データのスムーズな通信を可能にした。ハイビジョンムービーの映像をフルハイビジョンのままＤＶＤ記録することができる。

　 高性能３Ｄグラフィックス処理技術および対称型マルチプロセッサ技術により、高品位なユーザーインターフェイスや高度なデジタル機器連携を実現できる。