ノートPCのLCDパネルとメーン基板の接続用で高速差動伝送（LVDS)対応の小型・低背型の基板対ケーブル接続用コネクタ

　日本航空電子工業はこのほど、高速差動伝送（ＬＶＤＳ）対応の小型・低背型の基板対ケーブル接続用コネクタ「ＦＩ−Ｇシリーズ」を開発、販売開始した。ノートＰＣのＬＣＤパネルとメーン基板との接続用として開発したもの。

　 サンプル価格は、レセプタクル２００円/プラグ２００円（コネクタ本体およびスライドシェル）。販売見込みは月間１５万個。

　 特徴は、端子ピッチ０.５ミリ、コネクタ嵌合高さ２.４ミリメートルとモバイル機器への搭載に最適。高速伝送部はハンダ付け細線同軸（ＡＷＧ＃４０−４２）に対応。

　 ＥＭＩ特性を向上させるために、シェル同士およびシェルから基板へ多点で接続してグランド性能を強化している。

　 コネクタを抜きやすくするプルバー付き。

　 仕様は極数３０、４２極。接触抵抗６０ｍΩ以下。耐電圧ＡＣ５００Ｖｒｍｓ/分。絶縁抵抗Ｆ１００ＭΩ以上。使用温度範囲マイナス４０−プラス８０度Ｃ。

　 定格電流０.５Ａ/コンタクト１本。挿抜寿命３０回。対応ケーブルは、同軸線（ＡＷＧ＃４０または＃４２）、ディスクリート線（ＡＷＧ＃３２または＃３６）。