独自の水晶素子構造を用いた安定性に加え、高精度、小型化を実現した車載アプリケーションに最適な傾斜実装できるカーナビ用ジャイロセンサー

　エプソントヨコムはこのほど、カーナビの測位手法であるＤＲ向けに最適なジャイロセンサーとして、傾斜実装が可能な新機種「ＸＶ−８０００ＬＫ」を開発した。同製品は取り付け角度の自由度をさらに向上させるために、センサーを傾斜させて実装したもの。傾斜角度は１０度と２０度の２タイプを用意しており、ＤＲソフトウエアの設定自由度を大幅に向上させることができる。

　 サイズは６×４.８×３.３ミリメートルと超小型。水晶ジャイロ素子と温度補償回路を内蔵し、安定出力を実現した。あた、耐振動、耐衝撃特性に優れ、車載アプリケーションに最適。

　 独自の水晶素子構造を用いた安定性に加え、ＱＭＥＭＳ（水晶素材による微罪加工技術）、低消費電力アナログ回路技術、パッケージング技術で、高精度、小型化を実現した。