業界初の2チャンネル低電圧差動伝送方式機能内蔵の液晶コントローラ搭載の32型でフルハイビジョン精細度（画素数1920ｘ1080）のテレビ用IPS液晶パネル「IPSαパネル」

　ＩＰＳアルファテクノロジは、液晶テレビの高画質化に対応するため、このほど、３２型でフルハイビジョン精細度（画素数１９２０〈水平〉×１０８０〈垂直〉）のテレビ用ＩＰＳ液晶パネル（ＩＰＳαパネル）を開発し、０８年中に量産開始を予定している。

　開発したパネルは上下左右１７８度の広視野角を持ち、見る方向での色調変化を抑え、どこから見ても自然な画像を実現している。

　従来品（画素数１３６６〈水平〉×７６８〈垂直〉）に対し精細度を２倍化。

　業界初の２チャンネル低電圧差動伝送方式機能内蔵の液晶コントローラ、およびパネル特性の新技術を搭載。

　１２０ヘルツの動画対応の画像入力が可能。高精細化に伴って増加するバックライトの消費電力を、従来品と同一レベルに抑えて、低消費電力を実現した。

　 本製品は、あす２４日からパシフィコ横浜で開催される「ＦＰＤインターナショナル２００７」出展を予定している。