電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
11月20日071120_02 デンセイ・ラムダ ユニット 電源・アンテナ・高周波部品 一般産業用

Windowsを組み込んだFA制御装置・情報端末・放送機器など向けATX仕様準拠の薄型ファンレスのマルチ出力基板型スイッチング電源「ZWXシリーズ」


 デンセイ・ラムダは19日、薄型、ファンレスのマルチ出力の基板型スイッチング電源「ZWXシリーズ」を開発、順次、受注活動を開始すると発表した。

  Windowsを組み込んだFA制御装置、情報端末、放送機器などを対象に「TDK−Lambda」ブランドで販売し、3年後には年間10億円の売上げを見込む。標準価格は1万5千(180W機種)−1万9千円(300W機種)。

  新製品はコンピュータを駆動するための電源で、出力構成はATX仕様に準拠している。出力電力別に180W、240W、300Wの3モデルをラインアップ。いずれも5出力のマルチ電源だ。

  形状は民生用のATX電源と異なり、厚さ36ミリメートルの薄型基板タイプで、1Uラックに実装できる。冷却ファンを内蔵していないため、装置内での電源の設置場所に制限がない。

  動作周囲温度はマイナス10度−プラス70度Cで、従来、プラス20度Cで100%出力だったが、新製品は50度Cまでの高温での100%出力を可能にしており、産業機器の動作環境に適した性能を確保している。

  さらに同期整流回路の採用、熱シミュレーションによる3D−CADを使った部品配置の最適化を図り、従来モデル「ZWQシリーズ」に比べ変換効率を約10%向上し、マルチ出力電源としては極めて高い84%(200V入力)の変換効率を実現した。




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