電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
11月27日071127_03 トレックス・セミコンダクター 半導体集積回路 汎用リニアIC デジタル情報家電用

動作電圧2.0Vで出力電圧は0.8-4.0Vの範囲で0.25Vステップで選択可能なソフトスタート機能を強化しCL(負荷コンデンサ)の高速放電回路を追加したDC-DCコンバータIC


 トレックス・セミコンダクター(藤阪知之社長)は、従来品に比べソフトスタート機能を強化し、CL(負荷コンデンサ)の高速放電回路を追加した「XC9235B/XC9236B/XC9237B」シリーズ=写真=を12月から発売する。サンプル価格は150円から。

 立ち上がり、立ち下がり特性を高め、バリエーション拡大のベースとなった従来品のXC9235/XC9236/XC9237はセラミックコンデンサ対応で、0.42ΩPチャンネルドライバーTrと0.52ΩNチャンネルスイッチTrを内蔵した同期整流タイプのDC―DCコンバータIC。

 動作電圧は2.0V。出力電圧は0.8―4.0V(精度プラスマイナス2.0%)の範囲で、0.05Vステップで選択できる。内部オシュレータは1.2メガヘルツと3.0メガヘルツがあり、アプリケーションに最適な周波数の選択が可能だ。

 追加されたソフトスタート機能で、従来の立ち上がり時間1ミリ秒に対し、新製品のBシリーズは0.2ミリ秒(typ)と高速で立ち上がる。また、CL放電機能によりスタンバイ時には内部スイッチをオンさせることで、内部抵抗を介してCLの電荷を放電する。

 この機能で出力電圧を高速にグランドレベルまで戻すことができ、IC停止時にCLの電荷が残っていることによるアプリケーションの誤動作を防ぐ。

 パッケージは、USP―6Cの利用で高密度実装ができる。


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