電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
12月21日071221_05 アナログ・デバイセズ 半導体集積回路 汎用リニアIC 通信インフラ用

ダイレクト・コンバージョン携帯電話基地局向け業界最高性能を実現するクワッドラチャI/Q変・復調器「ADL5375」とI/Q復調器「ADL5382」


 米アナログ・デバイセズは、ダイレクト・コンバージョン携帯電話基地局向けに業界最高性能を実現するというクワッドラチャI−Q変調器「ADL5375」(価格=4.98ドル)と同I−Q復調器「ADL5382」(同5.22ドル)を開発、それぞれ量産出荷とサンプル出荷を開始した(価格は米国における参考単価)。

  両製品は、ブロードバンド・ダイレクト・コンバージョン無線ソリューションで、動作周波数が業界で最も広くなっている。このため、GSM/EDGE、CDMA2000、W−CDMAを含む広範囲な規格に対応する機器が設計でき、標準化できるようになる。

  ADL5375は、400メガから6ギガヘルツという広い周波数範囲にわたり業界最高のダイナミックレンジを提供する。プラス24dBmの出力3次インターセプト(OIP3)という直線性、プラス10dBmのP1dBという直線性出力パワー、マイナス161dBm/ヘルツという低いノイズ・フロアを合わせて提供。また、調節なしでマイナス55dBcのサイドバンド抑制とマイナス41dBmのキャリア・フィードスルーを実現するため、キャリブレーション回路が不要になる。

  ADL5382は、700メガから2.7メガヘルツのRF周波数範囲をカバーし、最高の直線性仕様で業界最高のダイナミック・レンジを提供するとしている。ベースバンド出力アンプの集積で外付け部品が削減され、フィルター設計も簡素化される。パッケージは、両製品とも24ピンLFCSP−VQで供給される。


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