欧州の太陽光発電規格（VDE-0126)に適合する接点間絶縁距離1.5ミリ以上を実現し定格22A/250V　ACの高容量制御を可能にしたパワーリレー「LF-Gリレー」

　松下電工は、欧州の太陽光発電規格に適合する、接点間絶縁距離１.５ミリ以上を実現したパワーリレー「ＬＦ−Ｇリレー」を２月１日に発売する。価格はオープン。０９年に月間７万個、１１年に同１５万個の販売を見込んでいる。

　 新製品は接点間絶縁距離（接点ギャップ）１.５ミリを実現し、ＥＮ６１８１０−１：耐サージ２.５ｋＶ（接点間）に適合。欧州での太陽光発電規格（ＶＤＥ０１２６）に適合している。

　 パワーリレーには家電などに使われる低容量のものも含まれるが、新製品は太陽光発電システムなどに使用できるよう、定格２２Ａ　２５０Ｖ　ＡＣの高容量制御を可能にした。

　 コイル保持電圧をコイル定格電圧の４５％Ｖまで低減できる。これにより、消費電力は２８０ｍＷ相当となる。

　 サイズはＬ３０.１×Ｗ１５.７×Ｈ２３.３ミリ。

　 主な用途は太陽光発電システム、ＵＰＳ（無停電電源装置）、家電機器、ＯＡ機器など。