I/O用電源/ボルテージディテクタ/レーザーダイオードへの電源供給を可能にする昇圧DC-DCコンバータなど複数の電源をワンチップ化して内蔵する複合電源ICなど2品種

　リコーは、複数の電源をワンチップ化した複合電源ＩＣ「ＲＰ９０２シリーズ」と「ＲＰ９０１シリーズ」を開発、きょう１７日からサンプル受注を開始する。価格は、それぞれ２００円と１５０円。量産は当初、月に各２００万個。

　ＲＰ９０２シリーズは、Ｉ／Ｏ用電源、内部回路電源用の降圧ＤＣ―ＤＣコンバータと入力電圧を監視するボルテージディテクタ、レーザーダイオードへの電源供給を可能にする昇圧ＤＣ―ＤＣコンバータを内蔵しており、次世代光ディスクに使用される青色レーザーにも対応している。これら３系統の電源を、小型の４.０ミリメートル角ＱＦＮ０４０４―２０パッケージに搭載した。

　ＲＰ９０１シリーズは、Ｉ／Ｏ用電源としてＬＤＯタイプのボルテージレギュレータ、内部回路用電源として降圧ＤＣ―ＤＣコンバータの２系統の電源とボルテージディテクタを内蔵し、より小型の２.５×２.７ミリメートル角のＤＦＮ２５２７―１０パッケージに搭載している。