電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
4月16日080416_03 三洋半導体 半導体素子 ディスクリート パソコン・OA機器・LAN用

オン抵抗を従来比65%低減、面積を約70%低減した実装高さ1.5ミリで100Aに対応三洋半導体がパワーMOSFET「ATPAK20Xシリーズ」


 三洋半導体(田端輝夫社長)は、業界最大の電流100Aで、実装高1.5ミリメートルという薄型を実現したパワーMOSFET「ATPAK20Xシリーズ」を製品化し、5月から順次サンプル出荷(全5品種)を開始する。

 量産開始は8月で、ピーク時には月産1000万個を計画している。サンプル価格は180―400円。

 ATPAKは、独自のクリップボンディング技術と第4世代のトレンチプロセスの採用によって、同社同等クラスのパッケージ(TP、JEDEC:TO―252)では最大の定格電流100A、オン抵抗を従来比65%低減、大幅な大電流化、低消費電力化を実現している。

 新製品シリーズでは「ATPAKパッケージ」を使用し、同等性能の現行品(SMP、JEDEC:TO―263)との比較では面積を約70%低減した。

 主な用途は、大電流を扱うパソコンの電源供給モジュールや薄型TVのバックライトインバータ、電動工具などのリチウムイオンバッテリ電池保護回路用。

 同社では、外部端子の鉛フリー、ハロゲンフリー、公正化による省エネルギー、薄型化による原材料の省資源など“環境配慮型製品”として拡販を計画している。

 ATPAKは、きょう16日から千葉市の幕張メッセで開催の「電源システム展」に出展。


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