携帯機器や自動車の電源アダプタに最適な降圧型スイッチング・レギュレータ「LM34917A」など2種

　ナショナル　セミコンダクター　ジャパンは、携帯機器や自動車の電源アダプタに最適な降圧型スイッチング・レギュレータ「ＬＭ３４９１７Ａ」と「ＬＭ３４９１９」を発表した。価格はそれぞれ１.３５ドルと１.０５ドル（１千個購入時の単価）。

　 新製品は、最大２メガヘルツのプログラム可能なスイッチング周波数を備え、ＭＯＳＦＥＴスイッチ内蔵により、システム部品点数を低減する。

　 高いスイッチング周波数を持つため、超小型のインダクタおよびコンデンサが使用でき、小型の電源が実現できる。

　 最大動作電圧は、ＬＭ３４９１７Ａが３３Ｖ、ＬＭ３４９１９が４０Ｖで、１.２５Ａの連続出力電流とインテリジェントな電流制限、および過電圧保護機能を特徴とする業界最小の非同期整流高圧型レギュレータとなっている。

　 また、ループ補償が不要なコンスタント・オンタイム制御方式を採用し、ＩＥＥＥ１３９４を使用するＭＰ３プレヤーやトランジェント保護要件が４０Ｖを超える自動車の１２Ｖ電源に直接接続できるＭＰ３プレヤーや補助電源アダプタなど、高い入力電圧レギュレータを必要とするアプリケーションに最適だ。

　 パッケージは、ＬＭ３４９１７Ａが２×２.３ミリの１２ピンｍｉｃｒｏ　ＳＭＤ、ＬＭ３４９１９が１.５×２ミリの１０ピンｍｉｃｒｏ　ＳＭＤで供給される。