デュアルチャンネルで低入力電圧対応、低ドロップアウト（LDO)レギュレータ「MIC531x」ファミリー

　マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン（山本一博社長）は、デュアルチャンネルで低入力電圧対応、低ドロップアウト（ＬＤＯ）レギュレータ「ＭＩＣ５３１ｘ」ファミリーの販売を開始した。

　総静止電流がわずか３７マイクロＡの消費電流、１.７Ｖまでの低入力電圧で作動可能な２回路統合ＬＤＯ。新ファミリーはＭＩＣ５３１３／４／５／６の４品種で、現在すべて量産品を入手できる。価格は１.２９ドル（1000個単位）。

　デュアル・レギュレータの各チャンネルは、３００ｍＡまでの出力電流を供給でき、両チャンネルがイネーブル状態で総静止電流は３７マイクロＡしか消費しない。

　低静止、低入力電圧能力と低静止電流を併せ持つことで、常時パワーアップが必要とされるアプリケーションに使用可能。また、小型のセラミック出力キャパシタを使用でき、必要な基板スペースと部品コストを削減できる。

　ＭＩＣ５３１３／５は、薄型ＭＬＦリードパッケージ（２ミリメートル角）、全機能内蔵のＭＩＣ５３１４／６は同（２.５ミリメートル角）で提供する。