IAをベースとしたネット接続の民生機器向け新メディアプロセッサ「CE3100」

　米インテルは２０日、同社初の民生電子機器向けシステム・オン・チップ（ＳｏＣ）「ＣＥ３１００」（開発コードネーム＝Ｃａｎｍｏｒｅ）を発表した。

　インテル・アーキテクチャ（ＩＡ）をベースとしたこの新メディアプロセッサは、光メディアプレヤーやＣＡＴＶセットトップ端末、デジタルテレビなど、インターネットと接続する民生電子機器をターゲットとする。

　力強いＩＡプロセッサコアに、最先端マルチストリーム・ビデオデコーディング、プロセシング機能を融合。さらに３チャンネルの８００メガヘルツＤＤＲ２メモリーコントローラ、専用マルチチャンネル・デュアルオーディオＤＳＰ、３Ｄグラフィックスエンジンなどを統合している。

　インテルは来月にも「ＣＥ３１００」の出荷を開始する予定で、既に韓国のサムスン電子や東芝などが、同チップの採用を決定している。