電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
9月19日080919_07 京セラ ユニット 入力・出力ユニット 一般産業用

液晶ディスプレイの表面にアセンブルするガラス/ガラス構造のタッチパネル


 京セラは18日、液晶ディスプレイ(以下LCD)の表面にアセンブルする「タッチパネル」の量産を10月から開始し、同事業へ本格的に参入すると発表した。

  量産するタッチパネルは「ガラス/ガラス構造」で、現在LCD用タッチパネルの主流である「フィルム/ガラス構造」に比べ、「視認性」と「耐久性」に優れている。5.7型および6.2型(アナログ抵抗膜方式タイプ)から量産を開始し、その後10.4型以下のLCDと同サイズ製品を中心に順次量産を進める予定。鹿児島隼人工場で初年度月産1万枚で開始し、3年後に同5万枚以上に拡大する。

  同社が取り扱っている現行の各種LCDと「ガラス/ガラス構造タッチパネル」を一体化した、付加価値の高いタッチパネル付きLCDを産業機器向けにラインアップし、特に高い「視認性」と「耐久性」が求められる機械設備や屋外使用の操作パネルなどに向け製品供給していく。顧客の需要に応じてタッチパネル単品での供給も行う。

  今後は、タッチパネルとLCDを透明の接着剤で張り合わせ、表面反射を大幅に低減させるダイレクトボンディング技術や、多点での接触を検知するマルチタッチが可能な投影型静電容量方式タッチパネルの開発を検討し、ラインアップの多様化を図っていく予定。


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