SD−HD信号に対応低ノイズの3チャンネルビデオフィルター/バッファ「SM5307」

　セイコーＮＰＣ（五味佳文社長）は、アナログ映像入出力機器のＳＤ―ＨＤ信号対応のローノイズ３チャンネルビデオフィルター/バッファ「ＳＭ５３０７」の量産出荷を開始した。月産１０万個を予定している。サンプル価格は３６０円。

　 ＳＭ５３０７シリーズ（３品種）は、アナログＲＧＢ信号およびコンポーネント信号のＳＤ―ＨＤ帯域に幅広く対応し、ＳＮ比７０デシベルを実現したローパスフィルターを設定することにより、ノイズの少ない映像信号が得られる。

　 フィルターの通過帯域は、端子設定により３段階の設定が可能で、制御にかかわる設計負担を軽減する。１０８０/６０ｉの映像信号にも対応できる。

　 対象アプリケーションは大画面ＴＶ、ブルーレイ・ディスク/ＤＶＤレコーダ/プレヤー、ＳＴＢ、カーナビシステムなど。