電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
11月24日081124_03 テキサス・インスツルメンツ 半導体集積回路 マイコン・DSP 一般産業用

超低消費電力性能のマイコンに無線機能を統合した「CC430」ファミリー


 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、業界最高の低消費電力性能を持つマイクロコントローラ(MCU)MSP430に、業界最先端のChipconの低消費電力無線(RF)機能をシングルチップ上に統合した「CC430」ファミリーを発表した。
  サンプル出荷は、数量限定で09年第1四半期に開始し、量産は同年後半に予定する。量産出荷時の価格は2ドル以下(百万個受注時の参考価格/年間)としている。

  CC430ファミリーは、システムの複雑さを軽減し、パッケージサイズとプリント基板のサイズを最大50%小型化して、RF設計を容易にする。

  チップの高集積化により、小型化が可能になるアプリケーションとして、患者や医療機器の情報を中央センターに送るスマート・フォスピタル・トラッキング・システム、腕時計、歩数計、心拍センサー(胸ストラップ)などのセンサーやPC上の健康フィットネス分析システム間を結ぶパーソナル・エリア・ネットワーキング、13年までに全世界で28%まで自動化されると予測される公共メーターの自動検針システム(AMI)などがある。

  CC430は、MSP430が持つ豊富なペリフェラル群が活用可能で、高機能のデジタルおよびアナログ・ペリフェラル、特に16ビット ADコンバータや低電力コンパレータなどはセンサー入力に最適だ。

  また、新たなペリフェラルとしてAESがあり、無線で送受信したデータの暗号化/複合化を行う。

  将来的には、LCDドライバーもワンチップ上に統合する予定。


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