操作パネルのユーザーI/F向上の16ビットマイコン「S1C17803」

　セイコーエプソンは、白モノ家電やＦＡ機器などの操作パネルのユーザーインターフェイスを大幅に向上させる１６ビットマイコン「Ｓ１Ｃ１７８０３」を開発し、３月末にサンプル出荷を開始した。量産出荷は８月からで、月産５０万個を見込んでいる。

　ＴＱＦＰ（０.４ミリメートルピッチ）とＱＦＰ（０.５ミリメートルピッチ）の２種類のパッケージを予定している。

　新製品は、ＳＴＮモノクロパネルに対応したＬＣＤコントローラ、各種ＲＡＭ内蔵型ＬＣＤドライバー用ＤＭＡを搭載している。

　タッチパネル制御、音楽・音声制御、さらにマルチ電圧Ｉ／Ｏ機能（ＭＶＩＯ）機能、バッテリバックアップ機能などが特徴。