ザインエレクトロニクスのTV用次世代高速インターフェイス対応のFPGA

　ザインエレクトロニクス（飯塚哲哉社長）はこのほど、米アルテラ社が同社の次世代高速インターフェイス「Ｖ―ｂｙ―Ｏｎｅ（Ｒ）ＨＳ」に対応したＦＰＧＡ製品の出荷開始を発表した。

　 同インターフェイスはテレビ内部のケーブルやコネクタを含めたトータルコストを削減しながら、より高解像度で鮮明な高画質・高速伝送の提供を目的にテレビ用に開発されたもの。０８年に技術使用を公開。今回の提携によりアルテラのＦＰＧＡが広範に入手可能となる。

　 ＴＶメーカーやパネルベンダーが開発時に用いることで、システム開発の工程効率に伴うコストメリットや開発期間の短縮化を通じた“タイム・ツー・マーケット”を実現できる。

　 Ｖ―ｂｙ―Ｏｎｅ（Ｒ）ＨＳのＩＰリファレンス（評価）デザインは、アルテラのパートナーであるエレクトロニクス商社のバイテックが出荷中。