TranferJet無線技術対応機器向けアンテナカプラ「FX8011」

　ＳＭＫは１日、ＴｒａｎｓｆｅｒＪｅｔ無線技術対応機器向けアンテナカプラ「ＦＸ８０１１」を開発、受注活動を開始したと発表した。

　ＴｒａｎｓｆｅｒＪｅｔ無線技術は、誰とでも簡単に安心して快適に使えることを目指して開発された近接無線伝送技術。特徴の一つとして操作距離は最大でも数センチメートル、接続形態は常に１対１となっている。そのため、同無線技術対応アンテナカプラは、従来のアンテナとは異なり、遠方電界成分を抑え、近傍電界信号を増幅する設計となっている。

　新製品は、ＴｒａｎｓｆｅｒＪｅｔ無線技術に対応したＳＭＫ標準タイプのアンテナカプラ。量産性を考慮した構造で、縦２０ミリメートル、横２０ミリメートル、高さ３.２ミリメートルタイプと２.６ミリメートルタイプの２種類の標準レパートリを用意しており、対象機器のニーズに合わせて選定できる。

　結合強度は、マイナス２０ｄＢ以上。対象機器のニーズに合わせてアンテナカプラを選定することができ、さらに小型・薄型タイプの開発を行っている。

　対象機器は、パソコン、携帯電話、小型携帯機器、プリンタほか。サンプル価格は2000円。