電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
1月29日100129_02 ボッシュセンサーテック ユニット センサーモジュール 一般民生用

2ミリ角の民生用MEMS3軸加速度センサー「BMA220」


 独ボッシュグループのセンサーメーカーであるボッシュセンサーテックは28日、世界最小クラスとなる2ミリメートル角サイズの民生機器用MEMS3軸加速度センサー「BMA220」を開発、業界に先駆けて量産開始したと発表した。

 新製品は、外形寸法2×2×高さ0.98ミリメートルの世界最小のLGAパッケージ3軸デジタル加速度センサー。携帯電話などのモバイル機器における高密度化要求に対応したもので、現在のスタンダードである3ミリメートル角サイズ品と比較して大幅な実装面積削減を達成した。

 超小型ながら、様々な機能を搭載しており、方向検知(縦/横、上/下)、タップ検知(シングル/ダブルタップ)、セルフウェイクアップなどの割り込み機能を搭載。フル稼働時でも250μAの低消費電力。動作認識のアルゴリズムは内部のASIC上で作動するため、センサーは自動的に任意の動作や空間内での位置変更、タップ1回、タップ2回およびゆっくり、あるいは迅速な動作変化を識別可能。運動パラメータはユーザー側でプログラム可能。

 用途は、携帯電話、DSC、携帯音楽プレヤーなどでのディスプレイ表示切り替え、タップ感知機能、メニュースクロール、消費電力管理、ショック検出など。

 東京都内で行われた記者説明会でボッシュセンサーテックのヒューバトゥス・ヴォン・ヤネチェック・セールス部門担当副社長は「ボッシュはMEMS業界のリーディングサプライヤ。民生用MEMSセンサーは05年の事業化後、既に携帯電話対応加速度センサー市場で27%のグローバルシェアを持ち、速い速度で成長している。今年末から11年にかけて、今回発表の2ミリ角センサーが業界スタンダードになっていくと考えている」と述べた。


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