ノートPCに内蔵（搭載）可能なSMK標準カードリモコン

　ＳＭＫは２７日、ノートＰＣに内蔵（搭載）可能な、ＳＭＫ標準タイプのカードリモコン「ＳＳＲ―ＣＡＲＤ　ＰＣ２１」を開発、サンプル出荷を開始したと発表した。今月からの量産開始を予定。生産能力は月産３０万個。

　 ネットブックやモバイルＰＣの普及に伴い、屋外でのＤＶＤや音楽鑑賞の使用頻度が増加し、小型で操作用のリモコンの需要が高まっている。新製品は、こうしたニーズに対応、カードサイズリモコン「新Ｅｘｐｒｅｓｓカードスロット対応リモコン」を開発した。

　 Ｅｘｐｒｅｓｓカードスロット３４ミリメートルに対応した２１キータイプ。量産中の「ＳＳＲ―ＣＡＲＤ　ＰＣ２３」（カードスロット５４ミリメートル/２３キータイプ）に比べ、小型・薄型化を実現した。Ｅｘｐｒｅｓｓカードスロットに収納できることで、携帯しやすく持ち運びに便利。

　 プロトコルは、ウインドウズ７からマイクロソフトの認定を得ているＳＭＫオリジナル「Ｑｕａｔｒｏ　Ｐｕｌｓｅ」を搭載している。

　 用途は、ノートＰＣおよびＥｘｐｒｅｓｓカードスロット搭載のＰＣ周辺機器など。

　 外形寸法は、３４×７５×高さ４.９ミリメートル。電源はＤＣ３Ｖ（ＣＲ２０１６仕様）。

　 ▽Ｑｕａｔｒｏ　Ｐｕｌｓｅ　ＳＭＫが独自開発したリモコン用送信プロトコル。１パルスに２ビット分の情報を持たせることで通常のリモコンフォーマットに比べ短時間での送信を実現する。このほか、ノイズに強い、消費電力が少ない、データ量を多く送れるため、いろいろなデバイスに対応が可能などの特徴を持つ。