電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
6月29日100629_03 セイコー・イージーアンドジー(SEGG) ユニット センサーモジュール 一般産業用

生体分子間作用の測定用センサーデバイス「マイクロフローセル」


 セイコーインスツル関連会社で放射線計測・理化学測定機器輸入・製造・販売業のセイコー・イージーアンドジー(SEGG)は、微少量の試料での生体分子間相互作用の測定に適したセンサーデバイス“マイクロフローセル”「QCM934―610」を7月初旬に発売。30日から東京ビッグサイトで開催される第9回国際バイオEXPOにも出品する。

  SEGGのバイオセンシングシステム「QCM934」に今回のマイクロフローセルを装着。試料をチューブで流し込み、極微量の重量変化を計測する。生体高分子間相互作用の測定、高分子の形成や分解のリアルタイムモニターなどに使用できる。

  検出には、セルの電極表面に付着する物体の極微量の重量変化が、水晶振動子の共振周波数変化に比例する原理を用いる。

  セイコーインスツルの微細加工技術により、SDカードサイズの流路チップに水晶振動子を組み込むことで1マイクロリットルの反応セル容量を実現。希少で高価なバイオ試料の使用量を節減できる。微少量の試料での高感度測定が必要とされるバイオ分野の大学・研究機関を中心に拡販する。


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