マイクロUSBコネクタ用レセプタクルの3新機種

　ＳＭＫは１日、マイクロＵＳＢコネクタ標準品レパートリの拡充として、レセプタクルに新たに３タイプを追加したと発表した。通常のノーマルタイプに加え、スタンドオフを付けたタイプ２機種（スタンドオフ０.５/０.８ミリメートル）とリバースタイプ１機種（スタンドオフ０.３ミリメートル）を追加し、合計５タイプに拡充した。

　 シェルの取り付け部はＳＭＴタイプ、ＤＩＰタイプを用意。独自のシェル構造により耐衝撃・耐こじり性能に対して堅牢化を図っている。

　 今後もミッドマウントタイプなど、レパートリ拡充を進める計画。

　 新製品の特徴は、ＵＳＢ規格（ＵＳＢ２.０ハイスピード）に準拠。実装方法はノーマルタイプ、リバースタイプ。こじりに強い一体成形で、プラグの押し込み対策のストッパを設けている。ＲｏＨＳ指令適応品。

　 用途は、携帯電話、スマートフォンなどの小型携帯機器。

　 主な仕様は、定格電圧電流ＤＣ１２Ｖ　１.８Ａ（電源）/１.０Ａ（信号）。接触抵抗初期３０ｍΩ以下。絶縁抵抗ＤＣ５００Ｖ　１千ＭΩ以上。

　 耐電圧ＡＣ５００Ｖ（１分間）。使用温度範囲はマイナス３０―プラス８０度Ｃ。

　 サンプル価格は１００円（レセプタクル）。生産能力は月産５００万個。