産業機器向けスイッチング電源「PMCシリーズ」など２シリーズ

　台湾デルタ電子グループの日本法人、デルタ電子（東京都港区、柯進興代表）は、産業機器向け標準スイッチング電源の新製品２シリーズ「ＤＲＰ（ＣｌｉＱ）シリーズ」「ＰＭＣシリーズ」を、きょう２１日から販売開始する。

　 これまで培ってきた電源技術をベースに、産業機器向け標準電源の第１弾として、出力１２Ｖおよび２４ＶのＤＩＮレールマウント型（ＤＲＰシリーズ）、およびパネルマウント型（ＰＭＣシリーズ）標準電源の日本での販売を開始するもの。

　 両シリーズともに最高効率８６％以上を実現、フルアルミ筐体（一部モデルを除く）、コーティング基板（ＤＲＰシリーズ）の採用により、ファクトリーオートメーション、通信機器の駆動電源への要求事項である「高効率」「軽量」「耐腐食性」に対応した製品シリーズとなっている。世界の主要規格も取得済み。

　 ＤＲＰ（ＣｌｉＱ）シリーズの製品ラインアップは、出力１２Ｖタイプ４機種（１５/３０/６０/１００Ｗ）、出力２４Ｖタイプ５機種（６０Ｗ２機種、１２０/２４０/４８０Ｗ）。特徴はＤＩＮ（３５ミリメートル）レール取付金具を標準装備。コーティング基板を採用。ＲｏＨＳ指令適合品。標準価格は３２００円から（税別）。

　 ＰＭＣシリーズの製品ラインアップは、出力１２Ｖタイプ３機種（３５/５０/１００Ｗ）、出力２４Ｖタイプ５機種（３５/５０/７５/１００/１５０Ｗ）。特徴は、耐食性アルミケースの採用により軽量化を実現。ＲｏＨＳ指令適合品。標準価格は３８００円から（税別）。

　 両シリーズともに今月下旬から、順次出荷を予定している。