電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
8月18日100818_02 日本航空電子工業 接続部品 コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット 一般産業用

差動伝送配線向けギガビット伝送用コネクタ「MJ06シリーズ」


 日本航空電子工業は、差動伝送配線に最適な汎用ギガビット伝送用コネクタ「MJ06シリーズ」を開発した。半導体製造装置や通信ネットワーク機器などでは、信号の高速化に伴い差動伝送が採用されてきている。新製品は、これらの機器のバックプレーン用高速差動伝送用コネクタ。

  差動伝送では2本の信号線で1つの信号を構成するが、2つの信号線の長さを同じにし、インピーダンスを一定に保つ必要がある。新製品は、コネクタ内部では差動信号で使う2本のコンタクトを平衡させ、基板上の等長配線に最適なピン構成をとることで、顧客でのパターン設計を容易にし、優れた高速伝送性能を実現した。

  特徴は、差動伝送に最適な平衡伝送路構造で、基板配線パターンの最適化を考慮したスルーホールロケーション。対称ピン構造により、高速差動伝送時もペア間スキューの発生を抑制する。

  IEC61076―4―101のコンパクトPCI規格コネクタと併用可能な実装寸法。ピン間隔寸法1.8ミリメートルを実現した。プレスフィット(仕上径φ0.6ミリメートル対応)採用。基板上コネクタ高さ最大9ミリメートル。ケーブル接続タイプに対応可能。

  適応市場は、FA機器、半導体製造装置、各種検査・測定機器、サーバー/ストレージ機器、通信/ネットワーク機器、放送業務用機器、医療機器など。

  サンプル価格は1セット2千円(アングルソケット、ストレートピンヘッダー)。販売見込みは月間1万個以上(アングルソケット)。

  極数120極。クロストーク5%以下。使用温度範囲マイナス35―プラス85度C。


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