HIDプロファイル対応のブルートウースモジュール

　ＳＭＫは７日、リモコンやキーボード、マウスなどへの組込みに最適なＨＩＤ（ヒューマン・インターフェイス・デバイス）プロファイルに対応したブルートゥースモジュールを開発したと発表した。

　 ブルートゥースＨＩＤは、リモコンやキーボード、マウスなどのマンマシンインターフェイスをブルートゥースで実現するためのプロファイル。パソコンＯＳや携帯電話のＨＩＤサポートが進み、対応機器が増加する一方、ＡＶ機器リモコンもＨＩＤサポートの要求が高まっている。

　 新製品はこうしたニーズに対応した、ＲＦ方式リモコンのプラットフォームとしてのＨＩＤプロファイル対応ブルートゥースモジュール。

　 開発品は、キーマトリクスやポインティングデバイス、センサーなど要望に合わせた端子を割り当てでき、様々な機器をブルートゥース対応のワイヤレス機器にできる。ブルートゥース機能をトータルサポートし、要望に合わせた端子を割り当てた製品の提供により、顧客の開発工数削減に貢献する。

　 プリントアンテナ付き面実装モジュール。用途に合わせ、様々なＩ/Ｏ端子を用意できる（最大１６０キーのキーマトリクス、ポインティング機能用センサーへの直接接続）。

　 ブルートゥースＶ２・０に準拠。対応プロファイルは、ＧＡＰ（ジェネリック・アクセス・プロファイル）、ＨＩＤ。通信距離は最大１０メートル（クラス２対応）。外形寸法３６×１９×２.５ミリメートル。

　 ▽ＨＩＤ　マウスやキーボードなど、人間がコンピュータに働き掛けるための機器。入力装置。