電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
3月26日 120326_02 SMK ユニット 電源・アンテナ・高周波部品 一般産業用

アンテナ内蔵の920MHz帯小電力無線モジュール「FD9005」


 SMKは23日、920メガヘルツ 帯特定小電力無線モジュール「FD9005」を開発し、受注活動を開始したと発表した。

 新製品は、アンテナ内蔵タイプ。モジュール単体で技術基準適合証明を取得できるため、セットへの組み込みが容易。必要な電源電圧は2.2―3.6Vで、電池駆動でも使用可能。接続形態は1対1、N対N、ホッピングタイプを検討しており、顧客の使用用途に応じてカスタマイズ可能。

 特定小電力無線は、免許・資格が不要な無線通信規格。920メガヘルツ 帯については、今後、普及が予想されるスマートメーターやHEMS/BEMS用として注目されている。

 FD9005の特徴は、送信と受信の双方向通信に対応。低消費電力で、電池駆動でも使用可能(間欠送信時)。無線通信プロトコルはカスタム対応。

 用途は、電気・ガス・水道などの遠隔検針(SUN)、住宅設備機器(エアコン、電動シャッタ、照明など)の遠隔操作、セキュリティ機器・警報機器・エネルギーマネジメント機器。

 主な仕様は、外形サイズは50×25ミリメートル。ネットワークトポロジーはメッシュ方式、1対N、N対N。電源電圧は2.2―3.6V。消費電流は、10μA以下(間欠送信の平均電流)。法規格は日本電波法。周波数は920/950メガヘルツ 帯。インターフェイスはUART 9600bps。変調速度は100キロbps。通信距離は100メートル以上(見通し距離)。


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