2色変換表示ボタンの照光式押ボタンスイッチ文字10種類へ

　日本開閉器工業（大橋智成社長）は、一つのスイッチで押すたびに発光色と表示が変換する同社独自のプレート構造を採用した２色変換表示ボタンの照光式押ボタンスイッチ「ＵＢ２シリーズ」「ＮＰ０１シリーズ」の表示ボタンの新たなシリーズを加え、バリエーションを拡大した。

　１８日から順次、販売を開始する。放送音響機器をはじめとする広範な産業分野の機器への搭載を目指す。

　特徴は、新フィルターの採用により、発光色、表示文字の種類や対象スイッチが拡大した。発光色は実績のある赤／緑に加え、青／だいだいの新カラーを追加。標準表示文字は従来の４種類から１０種類に拡大。表示文字は標準文字以外でも柔軟に特注に対応できる。対象シリーズは「ＵＢ２」「ＮＰ０１」「ＫＰ０１」「ＫＰ０２」「ＵＢ」の計５シリーズ、ボタン組み合わせ２８０種類。

　ＯＮ、ＯＦＦ二つのスイッチが必要としたスペースを、一つのスイッチスペースで可能。パネル面の省スペース化と機器の小型化に貢献する。

　用途は、放送音響機器ほか照光式押ボタンスイッチ搭載機器全般。

　参考価格帯（ボタン）は２１９―２９１円。生産予定数は初年度１万個、２年目３万個。