ピーク阻止電圧600VのNZC型およびZC型トライアックカプラ

　東芝は、ノン・ゼロ・クロス（ＮＺＣ）型のトライアックカプラ「ＴＬＰ２６５Ｊ」と、ゼロ・クロス（ＺＣ）型の「ＴＬＰ２６６Ｊ」を発売した。いずれもピーク阻止電圧６００Ｖ。プログラマブルコントローラやソリッドステートリレー、トライアックドライバーなど向け。

　新製品２種は、ＳＯ６ダブルモールド構造のパッケージを採用し、入出力間絶縁耐圧３７５０Ｖｍｓ（ＡＣ、１分）という強化絶縁を実現している。沿面距離、空間距離で最小５ミリメートルに対応。ＵＬ、ｃＵＬ、ＶＤＥの安全規格認証も取得している。

　電気的特性面では、低入力電流で出力側が制御できるトリガＬＥＤ電流７ｍＡ（最大）にも対応している。