130613_01 SKハイニックス

電波プロダクトニュース



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6月13日 130613_01 SKハイニックス 半導体集積回路 メモリー 移動体通信機器用

20ナノ級プロセス採用でLPDDR3準拠の8ギガビットDRAM


 半導体メモリー大手、韓国SKハイニックスはこのほど、業界初の20ナノメートル級プロセスを適用したLPDDR(低消費電力ダブルデータレート)3準拠の8ギガビットDRAMを開発したと発表した。同社は高密度、超高速、低消費電力を特徴とする最高性能のモバイル・メモリーソリューションと自信を見せている。

 同チップは、シングルパッケージに4個を積み上げ、最大4ギガバイトのソリューションとして利用できる。高密度ながら、パッケージは既存の4ギガビットチップの製品より薄く、最新のモバイルアプリケーションに最適だ。

 データ伝送速度では、既存のLPDDR3の1600メガビット/秒を大きく上回り、2133メガビット/秒で動作。32ビットI/Oで、シングルチャンネル時最大8.5ギガバイト、2チャンネルで17ギガバイトのデータ処理が可能だ。動作電圧は1.2V。LPDDR2製品に比べて動作速度は2倍高速となり、待機時消費電力は10%以上少ない。

 SKハイニックスでは、新チップをパッケージ・オン・パッケージ(PoP)、モバイル機器用のeMMCシングルパッケージ、ハイエンドのウルトラブックやタブレット向けにオンボードタイプと、様々な形で提供する。

 新製品は現在サンプル出荷されており、今年末には量産が開始される予定だ。

 同社は、2ギガバイトを超える高集積LPDDR3メモリー製品は下半期以降、ハイエンドモバイル機器への採用が本格化すると予想。「急速に進化するモバイルアプリケーション業界向けに最先端技術を開発し、高性能製品で市場をリードしていく」と述べた。


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