電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
5月14日 140514_01 オムニビジョン・テクノロジーズ 接続部品 スイッチ・リレー・ヒューズ 自動車機器用

裏面照射(BSI)技術採用のCMOSイメージセンサーとコンパニオンプロセッサ


HDR技術により、鮮明な映像を実現する

 米オムニビジョン・テクノロジーズは12日、自動車向けでは初となる裏面照射(BSI)技術を採用したCMOSイメージセンサーと、コンパニオンプロセッサを発表した。6月からのサンプル出荷を予定している。量産開始は14年第4四半期から。

 CMOSイメージセンサー「OV10640」は、最大120デシベルのHDR(H@gh Dynamic Range)性能を超小型車載グレードパッケージで提供。130万画素、毎秒60フレーム、1/3クラスで業界最高水準の感度を実現した。

 コンパニオンプロセッサ「OV490」は高品質の画像処理を可能にする。

 これらの新製品は自動車における先進運転支援システム(ADAS)に適した鮮明な画像や動画を提供する。

 HDRピクセル技術の高度化により、明るい部分、暗い部分が含まれるシーンでも鮮明な映像を取得可能。これによって、逆光下や夜道での対向車のヘッドライトが当たるシーンでも、多くの映像情報を確保できる。

 日本法人の薄井明英支社長は「CMOSイメージセンサーは1台の車に多数搭載されており、ADASにとって重要な部品。当社は世界の車載CMOS市場において20%強のシェアを獲得しており、日本市場においても着実に伸びている。今回の新製品投入を契機に、17―18年には日本市場でもシェア20%を達成したい」と意気込む。


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