自動車向け150度C対応のコモンモードチョークコイル

スミダコーポレーションのコモンモード チョークコイル「ＣＰＦＣ０６０５」

　スミダコーポレーションは自動車向けに高信頼性のコモンモードチョークコイル「ＣＰＦＣ０６０５」を開発した。５月からサンプル出荷を開始する。新製品はＣＡＮ　Ｂｕｓ、ＬＥＤヘッドランプユニットなど、自動車におけるＤＣラインのコモンモードノイズ対策での需要を見込んで開発したもの。高性能コア材の採用、最適な磁気設計などによって、周波数特性に優れており、しかも漏れ磁束が少ない。

　１５０度の高温対応を実現した高信頼性タイプでＲｏＨｓ指令に対応。

　インピーダンスは６４０Ω／１００キロヘルツ。直列抵抗は１０ｍΩ／２０度。定格電流は４.５Ａ。

　サイズは７.２×９.３×５.６（高さ）ミリメートル。