電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
6月18日 150618_01 セイコーエプソン ユニット センサーモジュール 一般産業用

振動や傾斜測定用の高精度・小型の3軸センサー内蔵水晶加速度計


 セイコーエプソンの水晶加速度計
 「M─A351」

 セイコーエプソンは産業分野向けに、高精度・小型の水晶加速度計(振動・傾斜)「M−A351AS」(SPI出力モデル)、「M−A351AU」(UART出力モデル)を開発した。3軸の水晶加速度センサーを内蔵し、振動や傾きなど多種多様なデータ計測が可能で、サンプル出荷は7月中旬を予定。

 これまで3軸の水晶加速度センサーを内蔵した振動計「M−A350A」、傾斜計「M−A350T」を商品化・量産。今回、計測性能などを大幅に向上させた後継機を開発したもの。

 従来機1μG/LSBの約16倍となる分解能0.06μG/LSBでの高精度な計測が可能。また、従来機15ヘルツ(固定)から100ヘルツ(可変)に向上、より速い動きの計測ができる。

 従来の振動計、傾斜計がそれぞれ有していた機能を、1機種で担える汎用性の高い製品。ユーザーは本機種が3軸(x、y、z)の各軸で計測するデータの単位を加速度、傾斜角、傾斜角速度の3種類から、任意で設定できる。

 精度・安定性に優れる水晶素材に独自技術QMEMSによる微細細加工を施し実現した、高精度で優れた安定性能を持つ水晶加速度センサーを使用。さらに自社開発の高性能、低消費電力のマイコンを用い、設計を最適化した。

 用途は建築構造物のヘルスモニタリング、土木現場での安全監視用途モニタリング、周辺環境の振動計測をはじめ、船舶・大型機械の挙動計測、大型構造物の保全用途モニタリング、地震に伴う対象物の振動(強震・微振動・長周期振動)計測など。


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