電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
8月31日 150831_02 沖電線 接続部品 コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット 一般産業用

特殊エラストマ採用で可動耐久性に優れた機器内配線用絶縁電線


沖電線の機器内配線用絶縁電線
「ORP─Iシリーズ」        

 沖電線は、可動耐久性に優れ、機器内の可動部配線に最適な機器内配線用絶縁電線「ORP−Iシリーズ」の販売を年9月15日から開始する。

 同社が09年7月から販売してきた高屈曲ロボットケーブル「ORPケーブル・シリーズ」は、可動部での配線を必要とされる産業機器分野を中心に幅広く使用されている。同シリーズは、絶縁体に同社独自開発の強じんで滑性の優れた特殊エラストマの絶縁材料を採用することで、それまで市場で実績の高かったフッ素樹脂絶縁ケ−ブルよりも、屈曲性能を向上させつつ低価格化を実現したロボットケ−ブル。

 産業機器の小型・軽量化に伴い、ロボットケーブルも細径・軽量化の要求を踏まえ、ORPケーブル・シリーズの細径・軽量化を極めた「ORPスリムケーブル」や、600V定格ながら300V定格並みの外径を実現した電源用の「ORP−Dケーブル」を商品化してきた。

 さらに最近では、シース(ケーブルの外被覆)をまとったケーブルでの配線が難しい狭所スペースへも対応できる絶縁心線への要求機会が増えている。同社ではこの要求に迅速に応えしていくため、このたびORPケーブル・シリーズの絶縁心線をベースとして可動耐久性に優れたORP−Iシリーズを開発し、機器内配線用絶縁電線の商品ラインアップに新たに追加したもの。

 新シリーズは、ケーブルに比べて細く、曲げ半径が小さくできるため、狭い機器内スペースへの配線がしやすい。また、絶縁材料には特殊エラストマを採用し、優れた屈曲耐久性と低価格の両立というORPケーブル・シリーズの特徴を継承している。


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