従来品から消費電力半減のブルートウーススマートモジュール

ホシデンのブルートゥーススマート モジュール「ＨＲＭ１０６２」

　ホシデンは同社従来品と比べ消費電力が約半分のブルートゥーススマートモジュール「ＨＲＭ１０６２」を開発した。１６年１月からサンプル出荷を開始し、同年３月から販売を開始する。当初月産１０万個を予定。

　ブルートゥースチップにＳｏＣの「Ｎｏｒｄｉｃ　ｎＲＦ５２８３２―ＱＦＡＡ」を採用。ＰＣＢ上に高性能パターンアンテナを形成。低消費電力を実現し、ビーコンなどの長い通信距離が必要なアプリケーション向けに適している。

　通信距離を長くする必要のないアプリケーションでは無線出力電力を低く設定して電池寿命を長くできる。

　Ｎｏｒｄｉｃ　ｎＲＦ５２８３２が持つ全てのＧＰＩＯ端子（３２端子）をモジュールの外部に引き出し、ＳｏＣのＣＰＵ性能向上と合わせて従来品より１チップで実現できる製品の幅を大きく広げた。

　５１２キロバイトフラッシュメモリー、６４キロバイトＲＡＭを搭載。電源電圧１.７―３.６Ｖ。モジュール外形寸法は１３.５×２３.０×２.７ミリメートル。ＳＭＴ実装（３９端子、端面スルー）。