電波プロダクトニュース



160802_03
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
8月2日 160802_03 富士通コンポーネント ユニット 電源・アンテナ・高周波部品 一般産業用

IoT向けに注目されるブルートウースv4.2対応のモジュール


富士通コンポーネントのブルートゥース
V4.2対応モジュールFWM7BLZ20

 富士通コンポーネントはブルートゥースV4.2対応モジュール「FWM7BLZ20シリーズ」を開発し、9月からサンプル提供を開始する。

 ブルートゥースV4.2は一層の小電力接続を可能とした無線接続方式で、IoTにより適した規格として注目されている。FWM7BLZ20シリーズは、同規格に対応した小型無線モジュール。既存のブルートゥースV4.1対応モジュール「MBH7BLZ02シリーズ」と同じサイズでありながら、消費電力は約2分の1の約5.4mA(実測値)、受信感度はマイナス94dBm(実測値)で通信距離が約2倍に向上している。

 ICチップは、ノルディックセミコンダクター社のnRF52832を搭載し、内蔵プロセッサの処理能力向上とメモリー容量の拡大により、データ転送速度向上、ユーザー使用領域の大幅拡大が実現できる。NFC機能を搭載しており、外部アンテナをつないでNFC対応機器に接続することも可能。
 IoT関連機器や機器のリモートメンテナンスなど、ブルートゥース無線技術搭載機器のさらなる低消費電力化や高速化を検討中のユーザーに適している。

 同シリーズの第1弾として、同社ファームウエア非搭載の「FWM7BLE20―109049」のサンプル提供を9月から開始する。

 同社ファームウエア搭載製品も順次開発していく予定。

 認証は9月に取得予定(工事設計認証、ブルートゥースSIGほか)。オープン価格。

 主な仕様は、規格はブルートゥースV4.2(シングルモード)準拠。アンテナ内蔵。電源電圧1.7―3.6V DC。ROMは512キロバイト。RAMは64キロバイト。ピーク電流5.4mA(DC/DCモード)。受信感度マイナス94dBm。外形寸法15.7×9.8×1.7ミリメートル。


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