世界の自動車メーカー標準に適合したインフォテイメントコネクターシステム

日本モレックスの 「インフォテイメントコネクターシステム」

　日本モレックスは非防水ハイブリッドコネクタを統合することで、一つのコネクタで信号とイーサネットの接続性を少ない占有面積で自動車市場向けに設計した「ｓｔＡＫ５０ｈインフォテイメントコネクターシステム」を発表した

　同製品は、ＵＳＣＡＲ―２および世界的な自動車メーカー標準に適合しており、しかもＵＳＣＡＲ標準カラーコード採用のハウジングであり、目視で極性を確認できるため、誤嵌合防止に貢献する。

　主な特徴は、ＮａｎｏＭＱＳおよびＡＫ（独Ａｒｂｅｉｔｓｋｒｅｉｓ）仕様に対応する０.５０ミリメートルと１.２０ミリメートル端子により、幅広い低電流信号（４.０Ａ）およびイーサネット用途に対応。ヘッダー嵌合時に使用するＰＣＢ位置合わせボスによって基板への正確な実装が可能。

　用途は、自動車の快適性システム（パワーシート）やインフォテインメントシステム、運転補助（ナビゲーションシステム）、車体電装（内部照明、計器、ドアゾーンモジュール）、安全機構（シャーシ）、車内ネットワークのほか、商用車の内装電装モジュールや車体電装モジュールなどに適している。