電波プロダクトニュース



170505_03
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
5月5日 170505_03 東レ 電子材料 電子材料 一般産業用

産業資材用途での需要拡大も期待、高弾性率、高寸法安定性、低吸水性に優れた液晶ポリエステル繊維「シベラス」を開発


LCP繊維「シベラス」

 東レは液晶ポリエステル(LCP)繊維「シベラス」を開発した。今後、今年度中に量産体制を整え、18年度から販売を開始する。

 18年度に5億円、21年度には10億円の売上高を目指す。

 今回開発した原糸は、同社が展開するLCP樹脂シベラスのポリマー技術と製糸技術の融合により実現したもの。高強度、高弾性率、高寸法安定性を持つ繊維。この特徴を生かし、船舶・海洋ロープ、漁網といった水産資材用途をはじめ、産業資材分野全般に向けて販売する。

 同繊維は高強度、高弾性率、高寸法安定性に加えて、低吸水性であることから、水中での強度保持率が高いという特徴がある。そのためLCP繊維は船舶・海洋ロープ、漁網や養殖向け資材といった水産資材用途を中心に需要が拡大している。さらに、耐熱性、耐酸性、振動減衰性、耐切創性などの特性にも優れ、広く産業資材用途での需要拡大も期待されている。

 同社は97年からLCP樹脂事業を展開しており、今回の繊維の事業化により「ポリマーから繊維までの一貫生産体制」を持つ世界唯一のLCP繊維メーカーとなる。

 自社原料であるLCP樹脂は、樹脂から繊維状に加工する紡糸温度領域での流動性に優れており、紡糸時の滞留安定性も良い。細繊度品から太繊度品まで、多様な品種を安定的に生産することができる。

 同社は、ポリマー・製糸技術の融合による幅広い製品開発力を強みとして、多様な産業資材分野へLCP繊維を展開するとともに繊維事業で培った高次加工技術を活用し、新たな用途での需要創出を目指す。今後も、繊維事業で長年にわたり蓄積した技術力を生かした先端素材の開発に取り組み、合繊の新たな可能性を追求する。


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